群馬県北西部に位置し、高原キャベツの出荷量で日本一の嬬恋村が舞台。Rally of Tsumagoi のは今回で11回目の開催となる四輪自動車によるスピードラリー競技です。どのような気象条件でも開催されるのがラリーの特徴ですが、雪と氷の路面を走行するウィンターラリーは日本国内では数少ないものとなっています。
嬬恋村には、冬季間多くの閉鎖された雪上路があります。これらを有効利用し、冬季にラリーを開催することにより、多くの来村者を迎え地域の活性化に取組むと同時に、より多くの地元住民の方々にモータースポーツを理解していただきたいと考え、当ラリーは2007年に「BICC Snow & Ice Rally 2007」として初開催されました。
2008年からは、名称を「BICC
Rally of Tsumagoi」に変更。2012年からは「JAF東日本ラリー選手権」の一戦も併催されるようになり、2016年には「FIA International Rally of Tsumagoi」へと国内でも数少ない国際格式のイベントへと成長を続けています。長年の開催継続の要因として、大きな労力が必要とされるSSコースの除雪作業など嬬恋村の全面協力があったことは言うまでもありません。
そして2017年の開催は昨年に引続き国際格式での開催となると同時に2017年全日本ラリー選手権の第1戦として申請中で、2017年東日本ラリー選手権第2戦、さらに2017年より新設される「日本スーパーラリーシリーズ」の開幕戦としてタイトルを狙う多くの選手を集めて開催されます。
2月3日、金曜日の晩には昨年同様ライトに照らされた雪上の幻想的なギャラリーステージを用意。スペシャルステージ5本を走行後、ラリー本部の置かれるホテルグリーンプラザ軽井沢にてサービスを行いパルクフェルメに車輌を保管。2月4日、土曜日は9本、5日の日曜日は8本のスペシャルステージが用意され、両日とも新たな観戦ステージが予定されています。
また、2月4日土曜日にはホテルグリーンプラザ軽井沢の敷地内では「浅間高原ウインターフェスティバル」も同時開催され、会場内でも観戦ステージが実施されますので、ご家族を連れての参加もお勧めできます。
2017年も運営スタッフ一同、皆様の多くのご参加、ご観戦を心よりお待ちしています。
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