スタッドタイヤに関する事前情報について
2020 Rally of Tsumagoi 事前情報の公開以来、大会事務局に多くのお問い合わせをいただいております。
ピンの細則に関しては公開した情報のとおりとなりますが、一部問い合わせ内容に誤解があると判断されたため、補足説明をさせていただきます。
細則の8 最大突出量7mmについて
7mmという突出量ですが、選手及びチームの関係者の方にとって最初に思い浮かぶのは、ピレリ社やミシュラン社などに代表されるWRCタイヤで使用されている「スウェディッシュタイヤ」と称される、日本国内でも氷上トライアルなどで使用されているタイヤではないかと思います。
本大会での突出量7mmは、最大値として表記させていただきましたが、決してそうしたタイヤを想定しているという意味ではありません。
近年の嬬恋村周辺の降雪状況や路面凍結状態を鑑みると、その種のタイヤが性能を充分に発揮することは難しく、もし舗装路面が出たときは路面接地が極端に少ないので、非常に危険な状況になる可能性があります。
そして、一番重要なポイントとして、7mmという数値は“ラリー中のいついかなるタイミングでもその上限値を超えてはならない”という意味になります。タイヤ使用及び摩耗などでピンの保持が悪くなり突出量がその数値を超えた場合でも、7mmの上限値を超えることは認められません。
主催者見解として
『推奨突出量は新品時で2~3mm程度』となります。
車検時はもちろんラリー中を含め、タイヤチェック時に7mmを超えていたらNGとなります。
※ピンは走行すると新品時より確実に突出します。
※スウェディッシュタイヤではなくモンテタイヤと称されるものを推奨します。
【お願い】
国内流通在庫はほとんどなく、主に輸入による入手方法になるかと思います。タイヤ手配の際にはくれぐれもご注意ください。